まだ懲りずにスピリチュアル 

スピリチュアルのはずが除霊!宜保 愛子特別番組級の怖い体験』を経験して、当分の間はスピリチュアルに関しては、『お腹いっぱい』になっていたはずの私。しかし、香港の先生も含めて某温泉地でのハードコア―女子達は、なぜそれほどまでにスピリチュアルに夢中になるのだろうか?何故なのか?と、当時の私は、その後も気になっていた。気になったら、最後、私の答は1つ。よし、創始者に会いに行こう!ということで、旅行もかねてアメリカに行くことにしたのだ。2泊3日分のお荷物をキャリアバックに入れて、出発~。

アメリカ国境を超える際に、国境警備隊に入国理由を聞かれたので、○○氏のスピリチュアル講座に参加します!と、答えたら、国境警備隊さんは 、Are you nuts(アホか?)? と、言わんばかりの表情。「それで、どんなスピリチュアル・セミナーなの?」と聞かれたので、日本での某温泉地の半トラウマ体験などを含め説明すると、「こいつは、やばい」と思われたらしく、持ち物検査されてしまいまった。笑

持ち物検査では、私のバックから朝ごはんのオレンジが発見され、『没収』と言われたので、「あなたの国(カルフォルニア)から来たオレンジが里に帰るのが何故いけないのか?」と聞くと、めんどくさそうに、「没収するか、今ここで食べるかどちらかにしろ!」とあきれられた。もちろん、その場で、オレンジ完食。現在の国境では、こんな粋な計らい無いです、きっと。笑

無事に国境を通過して、いざ、とある州の田舎町へ。

セミナーがいよいよ始まり、参加者各自の気合の入りようが違った。自称FBI超能力捜査官からハリウッド・セレブ霊能者などなど、またしても、私は『招かざる参加者』...前回のセミナーと同じパターン。笑 ちなみに、ベテランサイキックのおばちゃんたちに、私のオーラはとても綺麗と褒められた。やった!

創始者のおじちゃん、宇宙人のようなぶっ飛んだ人であった。驚くことに、おじちゃんの開発したヒーリングメソッドは、米国政府公認。なんじゃ、それは?と、余計な事は考えず、おじちゃんすごいんだ!で、自分の中では、データ消化。日本でもおじちゃんの始めたスピリチュアルカウンセラーの資格を持つ方々が増えましたが、たぶん創始者に直接お会いした人は、多くないはず。そんな創始者のおじちゃんにニックネームまでいただいた、ちゃっかり者の私が、体験した不思議なお話をお教えしましょう。大切な話に入る前置きの文字が900文字、長すぎね。

2日目のクラスの時のお話。おじちゃんが、いきなり誰かの話をし始めました。

おじちゃん:「この少女は、望まれない子供だった」

私の感想:あー、可哀そうだ。

おじちゃん:「仲の悪い家族に気を使うため、いつも『良い子』でいなければならなかった」

私の感想:『良い子面』が悲劇の始まりねー。ご愁傷様です。

おじちゃん:「いつも孤独で。。。」

私の感想:はぁー孤独か。。。(ちょっと、心がチクっと)

おじちゃん:「X歳の時に、XXXでXXXXによるXXXXXXXXXX が起こり。。。。。」

私の感想:あらっ、具体的に悪化してるじゃない、この女の子。

おじちゃんは、数分間、少女の孤独な生い立ちを語るのでしたが、具体例が出て来るにつれ、あれっ、これって私のことなんじゃない?と気が付いた矢先に、おじちゃんの次の言葉で頭の中が真っ白になった。

「この少女は、XX歳の時に車の事故で死ぬ」

おい、さっき何て言った?死ぬ?私が?

マジ?

「君だよ、その少女は」

受講者の注目が一斉に私にくぎ付けになる。返す言葉が無い。残り1年もしないで死ぬと言われて、「はい、そうですか」と、言えばいいのか?しかも、当時の私は、車に乗り始めたばかりだった。偶然なのか?

まず、驚いたのが、おじちゃんが、私が死ぬと決めたことにより、参加者の皆さんも私が死ぬと信じている雰囲気が、伝わってきた。

ちょっと沈黙が続いた後、おじちゃんが、一言、「〇〇(=私のこと)の潜在意識レベルでの間違った思い込みをクリアリングします」

おおっ、何か起きるのか?感じるのか?

「はい、終了」と、おじちゃん。

えっ?

「えっ?」という気持ちが、自分の命を救ってもらった時の感想。笑

セミナーが無事に終わると、参加者からは、「命を救ってもらってよかったね~」と、励まされてしまいました。そんなこんなで、スピリチュアルの旅2泊3日無事に終了。帰りの車の中で、自分の体験のしたことを振り返っても、この体験が偶然だったのか必然だったのか、結論が出なかった。延命治療というものは、意外な形でもハプニングするんだ。Σ(・□・;)