ジジイと呼ばれる大家㉓大老熟にも程がある

今年のウエストコーストの春は、雨で惨敗であった。やっと晴れる日が多くなってきたので、オシャレできる日が増えたわ💛今日はお天気も良く暖かかったので、ジジイのガラージ(倉庫)の片付けをすることにした。

以前のエピソード⑥でもご紹介したように、ジジイは、ホーダー(ため込み症候群)である。ガラージの奥深く・・・少しずつ入っていく・・・心の中で『ゆけ!ゆけ!川口浩』の歌を歌いながら・・・

♪川口浩がぁ~洞窟に入るぅ~カメランと照明さんの後に入る~ 洞窟の中には、白骨が転がるぅ~♪

ジジイのガラージには白骨はないが、ひっからびたネズミの死骸を数回見たことはある。

♪すると突然頭の上から、怖い蛇が襲ってくる!なぜか不思議なことに、しっぽから落ちてくる~♪

ジジイのガラージでは、蛇は落ちてこないが、いろいろな物が落ちてくる。

♪川口浩はぁ~ピラニアに噛まれるぅ~♪

ジジイの仕掛けたネズミ捕りに自分の足の親指を挟んだことがあるが、大声で叫ぶほど痛かった。あの勢いで挟まれたらネズミの即死は確実であると自身の体をもって体験済みである。その晩、私の足の指は動かなかった・・・

♪さらに未開のジャングルを進む・・・道にはタイヤの跡がある!ジャングルの奥地に新人類発見!腕には時計の跡がある。こんな大発見をしながら、決して学会には発表しない川口浩の奥ゆかしさに僕らは思わず涙ぐむ♪

そう、ジジイの暗黒ガラージと無造作に置かれているネズミ捕りに負傷してもジジイを訴えない奥ゆかしいテナントの私に思わず涙ぐんでしまう。私って、女神?

さすがにジジイのガラージの中からは、未確認生物やら息をのむ秘境など期待はできないが、びっくりする物は出てくる。ということで、今回は何が出てきたのか?!

ジャジャジャジャーン

2011年製の自家製トマトの瓶詰。11年の熟成・・・・

色鮮やかに11年間ガラージで眠っていたトマト。

それでもって、こちらの瓶は・・・

1996年製の何か・・・26年物だ。💦

私がルーズソックスを履いていた時代に目の前の瓶詰めが作られたのかぁ~。感心。

そして極めつけは・・・・

スティールの蓋が腐敗した何か・・・・

瓶の中の液体は、まるで映画のシーンに登場するHydrofluoric Acid(強烈な酸)でバスタブに溶けた死体が数週間腐敗したような原型をとどめていないドロドロ。笑

ジジイよ、お前は去年の6月から何一つ改善されていないぞ。