貴重な変人は世間に興味のない人
ロンドン大学で学位を取得した後、オックスフォード大学の大学院に進学した。オックスフォード大学は、いい意味で、貴重な変人が集まる。39のカレッジが集まり、各カレッジには紋章があって、キャンパスストアには、カレッジグッツなども売っている。イングランドに観光に行く機会があったら、是非、立ち寄っていただきたい最古の大学の街。今日の話は、20年経った今でも記憶に焼き付いている強烈な個性を持った同士たちの話。貴重な変人とは、Youtubeにもソーシャルメディアにも顔を出さない。いわゆる、世間に興味のない人だ。
という事で、さくっと変人ランキング! (*^◇^)/゚
第3位:日本のエロ漫画を愛する某国の元文化大臣。
現役時代の外交で鍛えたトーク術で、日本のエロ漫画のすばらしさを語らせたら彼の右に出る人はいない。自国の王子付き添いという国務でオックスフォードに留学に来た元大臣。「俺の国では、あのハイ・レベルのエロ漫画の入手は無理だ~」とあっけらかんと言う彼が、どうやって海外大衆文化の流入制限が厳しい国で、日本のエロ漫画に詳しくなることができたのか?
答え:権力と金だ! (;´Д`)
第2位:ヤケクソになった博士課程の先輩
考古学者を目指すが、発掘調査に行きづまった先輩が、第2位にランクイン。博士課程の大半を占めるのは、調査(フィールドリサーチ)なのだが、結果が出ないと地獄。そんな彼が、苦し紛れに打ち出した作戦は、何と!シャーマン(祈祷師)にお願いをして遺跡の所在地を当ててもらう!
おいっ、人任せかい! ( ̄□ ̄;)!!
第1位:ピットリバーズ博物館前総指揮者ことオハンロン教授のお友達であるピエー教授。
ピエー教授が、ゲストスピーカーに来た時の話。パプア・ニューギニアからオックスフォードに直帰して、その日のうちに在学生に現地調査のレポートをしてくれた時のお話。飛行機の中で左側の頭をシートにつけて寝ていたのか?左側の髪の毛は、ぺったんこ。右側の髪の毛は爆発。爆風が左から右に吹いたような奇抜な寝ぐせだった。しかも、お土産に買ったオイルの瓶がスーツケースの中で壊れてしまったとのこと、教授のスーツは、オイルまみれ。ピエー教授、そんなに急いで私たちに現地レポートをしたいんだ。。。感動
いよいよ、教授のレポートが始まった。何と、その内容は。。。。
現地の人々のフェンス設置をお手伝いしたレポートでした!
えっ、まじ!! (⊙ꇴ⊙)
貴重な変人がたくさん集まる文系の宝庫であるオックスフォード大学は、目指せるのなら目指いしてほしい大学です。すごく貴重な体験があなたを待っているとお約束できます。ちなみに、オックスフォード大学は、たくさんの英首相を輩出していることでも有名。Theresa May前首相や現在の首相であるBoris Johnsonさんもオックスフォード出身。勿論、『鉄の女』こと、サッチャー前首相もオックスフォード出身。大学の都市伝説によると、成績優秀(Distinction)で卒業する学生より、いまいちいけてない成績で卒業する学生のほうが、首相になるのだという。 そういえば、私が在学中、前クリントン大統領のお嬢様であるチェルシーさんも留学していました。彼女も今年で、41歳か~。もう20年ぐらい前のお話。