「自分らしさ」へのこだわり

去年のUSA大統領選挙から、バイデンの恩赦乱用、イーロン・マスクの暴走ぶりにトルドー首相辞任発表、2025年の年明け早々、無茶苦茶なニュースばかりである。しかも、トランプの大暴れぶりに、カナダは、打つ手が無いと見え、各州の州首相は、「アメリカ産をボイコット」やら、「カナダから輸出するエネルギー資源の制限」など、Retaliation(やり返し 報復 などの意味)作戦を呼び掛けている。

友人が口癖のように言う「世紀末感半端ない」に共感を覚えずにいられないこの頃である。意見や情報が細胞分裂のように氾濫する社会で、(自分の判断力が鈍ってしまっているせいもあるのか)実際に何か正解なのかが、気にならなくなってきているのも事実。たぶん、エゴイストたちの自己正当化合戦にうんざりしているのかも。

でも、1つだけ言えることは、私の人生の所有者は、自分なのだから、このウエブサイトの主旨のように「自分は、自分らしく生きて行こう」と言う気持ちは、変わらない。

「自分らしさ」を自分のものにするのは、時間がかかる。失敗や成功、模索、反省を重ねる中で、自分のスタイルが形成されていくからである。もちろん、「自分らしさ」とは、自分で判断し、自分を信じて選択した結果でなければ、本当の意味を持たない。自分に都合が悪くなったら、決して「人のせい」にしないよう、いつでも自分に正直でいなければならない。

だからこそ、今年は、現在・過去・未来、全ての自分を受け入れ、その上で道を進む勇気が持てたらいいと思う。