ジジイと呼ばれる大家㉞愛は近所を救う
今日のバンクーバーは、-8度である。ジジイのオンボロ家は、底冷えが厳しい。今日から4日間、バンクーバーは、マイナスの世界だ。そんな憂鬱な日々など、ジジイにとっては、無関係。今朝から、ジジイは、相変わらず整理整頓しているようだ。笑 前回のブログでもご存じのとおり、ジジイは、ホーダーである。第6話の『ジジイと呼ばれる大家⑥ホーダー(ため込み症?)』 やら、『ジジイと呼ばれる大家㉓大老熟にも程がある』 など、ジジイの家から出てくる品物は、やばい。
今日お届けするのは、先々週ぐらいから始まった『奇妙なお節介トレンド』のお話。
皆さんもご存じのとおり、ジジイは、建築家でもあり、某建築会社の社長さんであった。ジジイの誇る代表作は、こちらのブログ『ジジイと呼ばれる大家㉖ 『時空を超えた支離滅裂な自然公園:イタリアでジジイの設計したアミューズメント・パークを視察』をご覧あれ。
その『奇妙なお節介トレンド』とは、ジジイの永遠に続く整理整頓プロジェクトのターゲットが設計図に移ったことが発端らしい(本人の自己申告より)。

ジジイ曰く、彼の設計士時代に自分の住んでいるエリアの沢山の家の設計をしたらしいのだ。その話を聞いた瞬間、喜んでいいのか、心配したほうが良いのか判断がつかなかった。
ジジイによると、その設計図を捨てるのはもったいないので、家主の皆さんにお届けするという目的を掲げたたしい。笑
見知らぬジジイがある日突然、貴方の家のドアベルを鳴らし、自分の家の間取りが書いてある設計図を渡してくる・・・・これって、ホラー・ストーリーじゃない?
ジジイは、いつものイタリアーンのノリで、ご近所さんとお友達になって戻って来る。そんなこんなで、更にジジイの顔見知りさんが増えていくのだが、近所に友達が多いいと言うことは、いろいろな意味で助かるのだ。
例えば、ジジイが無許可で、庭の木を切ったり、自宅の改装工事をしても、ご近所さんは、市役所に通報をすることなく、「おっ、ジジイ、元気か~」と、優しく見守ってくれる。ジジイの暖炉から黒い煙が出ちゃっても、無視してくれる。いろいろと見逃してくれるのだ!
愛は近所を救う!ジジイよ、これからもご近所の皆さんにご迷惑をかけないよう、お互いに助け合いの心で、ご近所付き合ください。