カテゴリー: イギリス思い出話

学生時代に過ごしたイギリス。1990年代、北アイルランド問題で世界に名を知られたIRAがロンドンの公共交通機関やナイトクラブなどに過激なテロ行為が多発している中、のんきに留学生活をスタート。たくさんの人たちに支えられ、インスパイア―され、自分でいうのも恥ずかしいですが、人間として成長しました。

林真理子でも久しぶりに読もおっかな~と、彼女の本を手に取った時、学生時代のお騒がせ女Xの事をはたと思いだした。Xを一言で表現すると、林真〇子を3倍ほどピンボケにした顔に薄毛。「私の夢は、国連で文化交流アンバサダーとして働き。。。」が、Xのクラス初日での自己紹介だった。立派な自己紹介だ。授業に来るには、ちょっとフォーマルすぎるかな?というスーツ姿に、スカーフをクラシ―に巻いたX。彼女の自身に満ちた態

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私がロンドンに到着して、最初に向かった場所。それは、バッキンガム宮殿。憧れの留学先に到着したら最初に拝みにいかないといけない場所である。イギリスに到着して直ぐに気が付いたのだが、英国君主は、いろいろな物を所有しているのだ。公園、寺院、城、ストリート、トラファルガー広場、特定地域の白鳥、海底・・・・そして、私のお気に入りの英王立植物園キューガーデンなどなど、真の不動産王である。 90年代は、『金食い

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私は、大学で人類学を専攻した。文系なんか専攻して就職の役に立たないじゃない(笑)と、言われてしまうと、反論できない。実際に、就職活動中の面接では、必ず決まって「人類学って何?」と、聞かれた。人類学とは何か?ウィキペディアの引用を借りると、『人類学(じんるいがく、英: anthropology)とは、人類に関しての総合的な学問である。生物学的特性について研究対象とする学問分野を形質人類学もしくは自然

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1998年。私がロンドンに来て2年目。その頃の私は、UCAS(Universities and Colleges Admissions Service)というサービスを利用して大学の出願準備に大忙しだった。記憶は定かではないが、確か5コースまで出願できた。私の第一希望は、ロンドン大学(SOASとUCLの2校)。そして、当時お付き合いしていた彼の母校であるブリストル大学だった。インターネットという便

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私が学生の頃、Sotheby’s (サザビーズ)オークションハウスでインターンをしていたことがある。現在は、ロンドンのMayfairにオークションハウスがあるが、当時は、確かハマースミス駅の近くのモダンな建物にオークションハウスがあった。自分が日本人であることから、所属先は、担当社員が約5人ほどの日本アンティーク部門。当時のサザビーズが主に扱っていた日本アンティークは、浮世絵、根付、刀、鎧などだ。

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