カテゴリー: ジジイと呼ばれる大家

オンボロ家に住むジジイと私は、大家とテナント。「ジジイ、長生きしてね。こんなに安い賃貸物件は他には見つからないから」とジジイの長寿を祈りながら、楽しく暮らしています。

ここ最近、天井からカサカサっと音が聞こえる。夜中の2~3時の間が、最も騒がしい時間だ。 「ねえ、ジジイ。天井からカサカサ音が聞こえるんだけど」と、言うと・・・ 「アライグマがベランダで毛を搔きむしってるんだ」と、自信満々に答えるジジイ。 ジジイにしてみると、全ては、アライグマの仕業。 「たぶん、ねずみだと思うよ」・・・ ジジイは、アライグマと言って譲らない。 ある深夜、ベランダに行ってアライグマが

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そろそろ今年のボージョレ・ヌーヴォの解禁日である。 ジジイの家にも『まがい物』ボージョレ・ヌーヴォが登場する。ご存じのとおりジジイの家のワインは自家製。今年の夏もジジイ仲間の一人である某大学図書館司書長の所有するガラージ(車庫)が、自家製ワイン工場と化した。今年から孫達もチャイルド・レイバー(児童労働)として参加し、無法状態のワイン作りにますます拍車がかかる。常連のメンバーは、イタリアンやアイルラ

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外出から戻ると・・・・ 家の中が下水臭い。なんだ、この匂いは!! 既に私は不機嫌。手を洗いにバスルームに行くと、何と!バスルームのシンクに汚水が逆流した痕跡が! すると、ボイラー室から怪しげな音が・・・・ ジジイだ。 恐る恐るボイラー室に行くと、そこにいたのは、ピンクのゴム手をしてヘドロまみれになっているジジイ。 ~(o>ェ<) くさっ お前は、ジジイを卒業して、『妖怪下水まみれ』に転職したか?!

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ジジイの家は、とにかくボロイのだ。数年前に電気工事士のおじちゃんたちが、ジジイの家の古い配線整備に来たことがあった。私にしてみると、免許を持ったプロの方は、『天使』なのである。とにかく、ちゃんとした人にジジイのDIY修理を見てもらわない事には、不安でたまらない。 当時、私のユニットで作業をするおじちゃんたちの会話に聞き耳を立てていたら、「なんてことだ。。。。信じられない」とか、「これ、どうなってる

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ジジイのイタリア古郷では、エスプレッソの中に砂糖を入れて、あえてかき混ぜないでエスプレッソを飲む。カップの底に溶け切らないで残った砂糖にグラッパを注いで飲む方法をCorrection=『最終調整』と言いい、ジジイのエスプレッソは、強烈なカフェインとアルコールのショットなのだ。 そのグラッパが、ジジイの危険趣味である。家も自分で改装するぐらいだから、ワインやグラッパも自分で作る。グラッパとは、ポマー

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