カテゴリー: ジジイと呼ばれる大家

オンボロ家に住むジジイと私は、大家とテナント。「ジジイ、長生きしてね。こんなに安い賃貸物件は他には見つからないから」とジジイの長寿を祈りながら、楽しく暮らしています。

ジジイは、ホーダーである。ホーダーとは、『ためこみ症』。ジジイの自宅は、すっきりと片付けているのだが、捨てられない物を収納する大型物置を2件も敷地内に建てている。独裁者と呼ばれる私は、ジジイに容赦しない。この家に入居して以来、容赦なく(しかも許可なく)ジジイのゴミを捨て続けている。 「また、捨てたか!?この独裁者!」ジジイが、ゴミコンテナからゴミを救出しようとする。 「ジジイよ、精神疾患になりたく

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高級住宅地に遠慮するようにパーキングしてあるオンボロトラックは、ジジイがお父さんから受け継いだガラクタである。ボロボロなのに何故か未だ動く。あまりのボロさに写真を撮って行く人も少なくはない。あればあったで恥ずかしいが、無ければ無いで不便な時もある。 ジジイのオンボロトラックには、ルールとパーソナリティーがある。 ルール1: 決して掃除と洗車をしてはいけない。洗車をするとイイ感じに生えたフロントガラ

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ジジイの家のバックアリーは、不法投棄の『聖地』と言ってもよいほど、ガラクタが大巡礼していた。集まるガラクタは、カーペット、ペンキ缶、ドア、ベビー用品、キッチン用、コンクリートの塊などなど、高級住宅地とは思えないほど、不法投棄の場所にターゲットにされていたのだ。古着がたんまりと入っているポリ袋も捨てられていたこともあり、脱いだそのままの形のパンストが袋に入っていたのには、笑えた。ある時は、バケツ半分

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ジジイの敷地の中には、物置用に建てられたガラージが2つある。1つは、ガラクタがぎっしり詰まった傾いたガラージ。もう1つは、未完成のDYI物置。屋根が、ブルーシート(北アメリカではタープという)という緊急事態のad hoc素材なのだ。未完成なのがジジイのDIY。85%まで完成すると次のプロジェクトに移ってしまうので、癖が悪い。ベランダの屋根が飛び続けるのも、屋根をネジで固定しないからだ。最悪なのは、

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ジジイの家は、年中無休の工事現場。別の言い方をすると、何かしら壊れ続けるボロ家。雨が降れば、雨漏り。どこかしらの水道管が毎年破裂。昨年まで、強風が吹けば、屋根の一部がふっ飛んでいた。笑 6年前の私が入居した頃、ジジイは、1階レベル(建物北側半分)をDIY改築していたのだ。もともと建築家のジジイは、設計は朝飯前。しかし、実際の現場は、ブループリント上で描けるように一筋縄ではいかないものだったらしい。

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