“You are what you eat” 「人は食なり」
北アメリカに住む私たちの食生活は、常にカロリーの誘惑と戦う日々だ。特に、気を使っていても体重が減らない中年おばちゃんにとっては、外食以外の食事管理を徹底しなければ、ブヨブヨ路線まっしぐらになってしまう。北アメリカの食事は、何しろカロリーが高い。ブレックファーストに出かけると、卵をたっぷり食べ、ソーセージやベーコンの誘惑に負け、隣の友人のパンケーキも拝借し、さらには別の友人のワッフルとフライドチキンも一口もらってしまう。ブレックファーストに限らず、ランチ、ディナー、とにかくカロリーの摂りすぎだ。
3月は、いろいろな意味で食に関して考えさせられる機会があった。バケーションに同行した友人の子どもたちが、2週間の間に食べた食事は、マクドナルド、フライドチキン、とんかつ、フライドポテト、コンビニ・ジャンク、カップラーメン、アイスクリーム、ポップ(炭酸飲料)、食パンのみ。野菜と果物はゼロだ。それに、「日本のアイスティーは、甘くない」と、さんざんブーイングしていた。笑
全く食べ物を食べてくれないよりはましだ・・・と、子どもたちに野菜の素晴らしさを伝えることを放棄し、自分もとんかつの美味しさにおぼれ、マクドナルドのシャカシャカポテトで起きた「幸せホルモン」脳内現象(ドーパミンやセロトニン、エンドルフィンなどが分泌)に降参し、カロリーと糖分摂取量計算を放棄して1週間ほど経ったある朝のこと。「ブッ」・・・あれっ、久しぶりに「おなら」の音を聞いたわ!
しかも、( •́ฅ•̀ ) 臭っ!!!
水素、メタン、二酸化炭素、窒素(=おならのガス)は、ほとんど匂わないはずなのに、この匂い・・・アンモニアや硫化水素の比率が増えているではないか?!たった1週間で、私の腸内環境が荒れまくり、悪玉菌のワイルド・ウエスト状態になっているのね。反省。
体から排出される全ての現象は健康のバロメーター。ガスも、物質も、感覚も、原因があって結果があるわけだから、「あれっ、何かおかしい」と変化を感じたら、すぐに対処しなければならないと思いつつ、子どもたちの偏食生活に付き合って2週間。ジャンクと揚げ物の快楽にどっぷり浸かってしまった後のデトックスメニューも後で紹介しよう。ちなみに、次回は、「初めてのスシローで、血だらけ事件」です。