イタリア11日間、10都市を巡るブートキャンプ状態の(軍隊式トレーニング)旅行
ヴェネト州 とエミリア・ロマーニャ州を走って走って走る~。世界の果てまでイッ〇Qのロケ状態のフットワークの軽さ。最初に到着したのが、ボローニャ(エミリア・ロマーニャ州の州都)。私のチーズガイドでもお馴染みのパルミジャーノ・レッジャーノをはじめバルサミコ(飴色の果実酢)、プロシュット、ボロネーゼ・パスタ(ミートソースのパスタ)などなど、イタリアの食文化には欠かせない食品の産地である。また、フェラーリやランボルギーニなどが本社を構える州でもあるのだ。今回の旅レポは、北イタリアの小都市巡りでお届け!
州都ボローニャから東へ70キロほど走ったところにあるラヴェンナ。今年のイタリアは、猛暑で地元のイタリア人さんから「こんな暑い午後の時間帯に外をうろついているのは、観光客だけ~」と、笑われてしまった。【カナダ人として言わせてもらうが、防寒対策をしないでカナダの冬山を訪れるもの海外から来る観光客だけだぞ~】 ラヴェンナの見どころは、「初期キリスト教建築物群」で、ユネスコの世界遺産に登録されている。ネオニアーノ洗礼堂やモザイク画で有名なガッラ・プラキディア廟堂など、見所満載。「いやぁー、レゴ(プラスチックの組み立てブロック玩具)も真っ青だわ~」と私のコメントに私のお隣の観光客さん眉をひそめる。


ラヴェンナの帰りにチェゼナーティコに立ち寄り、イタリア人の友人曰く『レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した運河』をチェック。実際には、ダ・ヴィンチは、測量しただけだそうだと、友人にレポートすると、「サッカーの試合でも大げさに転ぶだろう、それと同じさっ!チャオ」とナイスなフォロー。日暮れから夕時に食事に来るには、文句なしのロマンチック・デートスポットには間違いない観光地である。

そして、チェゼナーティコから直ぐのチェゼーナで夕食タイム。ポポロ広場やマラテスティアーナ要塞をちょこっと観光し、夕食後の夜中のひと時をポポロ広場で満喫。

イタリアに来る際にすっかり忘れていた地元の習慣。それは、夕食をスタートする現地タイムは、夜の8時以降・・・プリモ(第一皿)がパスタやお米で、セコンド(第二皿)が肉や魚料理なのだ。アンティパスト(前菜)だけでも十分なボリュームなのだが、イタリア人の胃袋力の実力をこれから10日間身をもって実感するのであった・・・・ 前夜、限界の量に近い夕食を食べたにもかかわらず、朝は、カンノーロとババをペロリと食べてしまった。

カンノーロは、サクッと揚げた生地にリコッタチーズを詰めたイタリア国民的スイーツ。ババも同様に、卵黄とバターをふんだんに使ったスポンジにラム酒にじっくり漬けこんだイタリア国民的スイーツ。ちなみにバンクーバーで、美味しいカンノーロが買えるのは、Cannolikingさん。時々、フード・トラックでも出動して世のカンノーロファンを喜ばせてくれるのだ。
その日の午後は、サンタルカンジェロ・ディ・ロマーニャで散歩。

町自体は、こじんまりとした可愛らしい雰囲気だが、再び訪れたいか?聞かれたら、私の回答は「(無言)」である。まあ、消化促進のための体に良い散歩に出かけたと思い、次なるミッションを果たしにサン・マウロ・パスコリへ移動。サン・マウロ・パスコリには、Sergio Rossi の工場けんアウトレットがあるのだ。
₍₍ ◝( ゚∀ ゚ )◟ ⁾⁾♪
自分の勝手な憶測だが、この世の女性の大半を喜ばせる言葉の1つは、『アウトレット』ではないであろうか?とうとう、来たわ。今回の旅行のハイライトの1つ。


そういえば、ロッシ氏も新型コロナウイルスの被害者の一人だったわ。今では、外国資本のイタリアンシューズだけど、セルジオロッシの美しいフォルム、特に、足指の付け根(特に第4趾と第5趾の間)がちらりと見える靴のデザインは、大好きよ~。
毎日頑張って仕事をする自分へのご褒美として素敵なシューズをお買い上げ♪。自分の単純さと頭の弱さが大好きである。